人間観察

定期健診第二弾

 

去年はうっかり行くのを忘れてた。

時が経つのは早い。まだ一年経ってないと思ってた。

こちらの先生は兎に角寡黙な方で、私から聞かない限り最低限しか話されない。

いつも診察室に呼ばれた後、ベッドへ。の流れやのに

今回は診察室に入るや否や、看護師さんが

「先生、お話良いんですか?」と一言

 

え?何?なんで?

 

先生も「あ、そやな。お話な。」

「○○さんは、家△△なんやね。結構遠いね。」

「あの辺やったらなにで来るの?」

 

何この流れ・・・

問題あるから近所の病院紹介するから的な・・・

心配目盛り急上昇なんやけど。心の声は出さず、さらりとやりとりをして

 

ほな、ベッドへ

で、診察終了。また椅子へ。丸い黒いやつ。

 

「何もないですよ。異常なしです。」

 

なんじゃい!!

 

ツッコミは心の中で。

前振りのお話なんやったん?

その後も私のした質問に、少々クドクございませんか?ぐらいお答えくださって。

今日は喋りたかったんかな。

ま、異常なかったから何より。可愛いミニクリスマスツリーも見れたし。

 

と、このくだんは置いといて

 

病院という世界の中の、置かれた環境での役割分担。

言葉遣い、所作、目線、空間、置いてある物、色

流れ作業の中のちょっとした場面で、垣間見る事が出来るプロ意識

 

異常あればそれどころやないけど、

なんか私にとっては穏やかな学びの場でもあるのでした。